昏倒するように二度寝して見た夢
場所は愛知ということだけはわかっている。名古屋じゃない市で、市の具体的な名前も出ていたが忘れた。
何かの催しで出会った眼鏡をかけた女性の住んでいる団地(実家らしい)に行く。自分一人ではなく、沢山の仲間たちがいたのだが誰だったのかは不明(愉快な仲間たち、という呼称が似合う賑やかさだった)。
団地であることは間違いないんだけど、一部屋の中心に大きい廊下があってその左右にいくつも扉があって、それを開くと個室だったり風呂だったりトイレだったり、というホテルの廊下部分と家が奇妙に混ざり合ったようなものが「一部屋」として割り与えられていた。それはすごく豪華に見えた。
部屋は全体としてとても広く、変な飾りのついた高級感のあるソファとかもあった。一方で風呂などは非常に古びていて恐らく築年数相応に汚い。プールのシャワー室みたいなシャワーとバスタブの間に仕切りがあって、お互い独立してる風合いだったのが印象的。あとシャワー室の中にトイレがあって、工夫しないと浴びてる時便器濡れるなと思った。
みんなずっと騒いでいて、途中で眼鏡女性のお父さんみたいな人がトイレか何かで起きてきたのを見て気まずい思いをした。眼鏡女性はだいぶおとなしい人で、でもあっけらかんとしていたので騒いでるのとかは全然気にしていなかった。騒いでいた時の話題とかは忘れてしまったが、初対面の人の家で騒いでいることへの気まずさと、ワイワイドタバタすることの楽しさが両方あった。
団地の外見から想像される狭さと実際の広さのギャップが凄まじかった。最後の方でなぜか廊下が部屋を突き抜けてそのままレストランに繋がっていることがわかった。つまり団地と聞いて想像されるような部屋の区割りではなく、ひたすらでかい廊下があって、それがある長さで区切られて「一部屋」というか、領有権のあるエリアを構成している。つまり、その部屋においては大きな意味での玄関口はなく、ヌルッと「ここからが〜さんの部屋」という風に分かれている。
そういうことで、廊下を歩いているとまたヌルッと眼鏡女性の「部屋」を抜けて別の部分に繋がっていて、朝食バイキングをやっているレストランのと所に出た。時間は10:57で、めちゃくちゃ怖い支配人ぽい人が「11時で終わりだから!片付けだから!」みたいなことを言って働き手を急かしている。レストラン入り口のあたりで皿から直にものを取って食べている人がいて、その人が、まだ時間あるから食べちゃいなよと言ってきたので自分も野生的に直取りで食べた。紫玉ねぎを使ったパン料理があったのだけ覚えてる。おいしかったが味は覚えていない。感覚だけが記憶にある。
全体的に白くて、曇っていた。それが結構心地よくて、何かがなつかしかった。